一休さんで紹介された「三方一両損の裁き」について

名探偵コナンや金田一少年の事件簿、といった、謎解きが好きな人に勧めたいアニメがある。
「一休さん」っていう、昔のアニメね。
古いからといって、馬鹿に出来るもんじゃない。
ちょっとした生活の豆知識や、窮地を脱するアイデアとかを知ることが出来るからNa。

んでその一休さんに紹介されてたエピソードに「三方一両損の裁き」ってのがある。

とある旅路で、二人の子供が喧嘩をしててNa。
喧嘩の原因はお金で、三文を落とした子供がいて、それをもう一人の子供が拾ってあげたのね。
でも、「一旦落としたもんは俺のもんじゃねえからやるよ」と、持ち主の子供は拾ってくれた三文を受け取らなかったの。
また、拾ってあげた子供も「俺はものもらいじゃねえぞ」「男が廃る」と、拾った三文を受け取ろうとしない。
三文なので、半分に分ける事もできないし。

さて、一休さんはこの問題をどうやって解決したと思う?

答えを教えよう。
まず、御奉行である新衛門に口添えして、新衛門さんに一文出させたんDa。
それで合計四文になって、二文ずつ子どもに渡したのね。それじゃ新衛門さんが損じゃないか?ってなるけれど。
確かにそうなの。新衛門さんは一文、損をしたの。
でも、お金を落とした子ども(時丸)は、拾ってくれたお金を黙って受け取れば三文手に入っていたのね。
でもこの解決策だと二文しか手に入らないから一文の損。
同時に、お金を拾った子ども(七郎)も、「いらん」って言われたんだったら素直に受け取れば三文手に入っていたのに、この解決策だと二文しか手に入らなくなったから、一文の損。
つまり、三人とも公平に一文ずつ損をしたってことになる。
これを「三方一両損の裁き」ってNa。

まあ何か、このエピソードから学んでYo、ビジネスとか恋愛とかに役立ててみてくれYa〜。

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