観念やイデオロギー等の上部構造を活用して下部構造の存在を希薄にする企業がいっぱいあると思いませんか、昨今

昔は「もっと薄かった」と思うんDa。
けど濃厚になってきている、「職業の貴賎」が、濃厚になってきているんだZe。

「職業に貴賎はない」という名言があるが、この名言を信じたいとしても、邪魔をされる。
“ワーキングプア”という言葉一つで、この名言は揺さぶりをかけられるのさ。
真実か嘘か、審判台に立たされるんDa。
なぜなら“ワーキングプア”という言葉は、単に「働けど働けど所得が増えない人」という意味ではなく、同時に「職業に貴賎をレッテルづける役割」も、果たしているんだYo。
そう、言葉にはそういう機能があるんDa。
そもそも言葉は「差別(区別)」する機能がある。だから意図せずとも、「差別を助長してしまう」ことも大いにあるのさ。

って当たり前か、あんま面白くない話だNa。

なんで俺がこういう話をしたくなったかというと、俺がワーキングプアに刻一刻と近づいている気が大いにするからYo。
けど俺は「間違っていない」と信じたい。
そりゃ大企業だとか高給とか、そっちの方がいいに決まってる。
よ く「小さい企業の方が、経営者の視点が身につく」だの「成長が実感できる」だの「マネジメント力が身につく」だの、大抵ベンチャー企業や中小零細企業の魅力を語る場合、そういった感情論や抽象論を持ち出す場合が多い。
俺が説明会にいったベンチャー企業も、そういった傾向があった気がするんDa。

だがな、やはりそこまで人間は感受性が豊かじゃないと思うんDa。
実は根底においては、非常にシンプルな生き物なんじゃないかってね。
ベース、精神の骨格、行動の動機等は非常にシンプル、「いくら“金”(肉)を得て、いくら快楽を享受できるか」みたいNa。

「そんなはずない!もっと人間の心は豊かで、生き方もいろいろだよ!~」など、必死でそういった抽象的な美談や価値観を信じているとしても、やはり目の前の“金”(肉)を欲するんじゃないかって。
それは本能レベルで湧きあがる欲望だから、理性で抑えるのが難しいんDa。

んで大企業のよさを挙げると「給料がいい」「福利厚生が充実している」など、大企業のよさ・利点は“金”(肉)と、非常に結びついていると思うんDa。
人間の本能的なニーズと結びついた魅力を持っている、大企業は。
中小企業の魅力は高次元なんDa。(相対的に)
理性で咀嚼(解釈、自己欺瞞)しなければならないという意味でNa。

と、ちょっと“極端”なことを言ってしまったNa。
数多くの企業を、大企業と中小企業という二元論で語るにも無理があるだろう。
だがNa、「そういった傾向がある」とは、たまに俺は感じてしまうんだYo。
就活の時にベンチャー企業をいくつか回ったが、やっぱそういう企業は「“観念的”な魅力を語っている」と、俺は感じてしまう時があるんだNa。
“金”(肉)とは結びつかない魅力なのさ。

「やりがい搾取」って言葉でもあるかNa。
もちろん、ベンチャーや中小企業だけじゃないどね

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