君と出会った夏を決して決して忘れない

知ってるか?
小田和正の「伝えたいことがあるんだ」っていう、かなり昔の名曲Yo。


伝えたいことがあるんだ 1997 投稿者 showakayoudoga

しかし、そんなロマンチックな夏が誰にでも訪れるなんて、というか、ほとんどの人には訪れないんじゃないかって、思うね。

「今年の夏はすごい体験しよう」「わくわくするぜ~暑い夏!」だの、なんとなくメディアから流される情報に期待感・高揚感を抱かされ、新しいことに挑戦したり、新しい土地に行ったりしてみたりするんだYo。
しかし…大したことも経験せず、夏が終わってしまうんだZe。。。(悲)

ただ、夏休みが明けるとあれDa、特に中学生とか高校生とかに、得意気に自分の夏休みを語るやつとか、いるんじゃないかって。
「夏フェスでダイブしたぜ!」「富士山を掃除しに行ったよ!」「海でイケ面にナンパされちゃったんだけど、その彼の船は難破船だった~そう、タイタニックのように悲劇的な恋だったの☆」だの、まるでちびまる子ちゃんに出てくる贅沢豪奢な放蕩息子”ハナワ”のように、クラス内で自分の経験を語りやがる。

思い出してみるんDa。
中学や高校時代も、長い休み明けには、こぞって自分の体験を、さもマグロ漁船やイージス艦に乗ったかのごとく誇張・英雄化し、必死に自分の価値を高めようとするド腐れ共がいただろう?
いや、むしろほとんど全員Da、俺も含め、ほとんど全員が無意識的に・・・。
そういった行為を行ってた。
そして今も、行ってるんじゃないかってね。

実は大したことしてない夏なのに、さもすごい体験をしたかのように、振る舞ってしまう。
ブランド物のバッグを身にまとうかのように、夏フェスに行った、外国を旅した、ピースボートで世界一周したといった”経験”を、装飾品化、ブランド化し、自分を崇高な存在に仕立て上げるための”付属品””記号”的に利用する。

ここにおける”経験”は、決して流動的な時間の中で展開される出来事なんかじゃなく「固定した事実」だと主張したい。
固定してるということは、いわばヴィトンのバッグや、2CV(シトロエン社製の車、個性的な形をしているので、”カワイイ”を象徴する記号として利用可能だと俺は考えている)のような”物質”と同じように、 利用できるんDa。

経験を”物質化/モノ化”し、自分に何らかのステータスやスペシャリティが備わってると他人に思わせるよう仕向けたり、自分の希少性を高めようとがんばる。
どこにでもいる”蚊”から、”レッサーパンダ”や”トキ”のような数百数千万人に庇護される存在へと、自らを昇格させようとするんだYo。

だが俺は、そんなことはしないぞ。
俺の夏は・・・堂々と言える。
つまらなかった・・・無為だった・・・大した物も生み出してないし、積極的に新しい試みにチャレンジしてないし、起伏のない夏だった。

せめてトヨタのRAV4(ラブフォー)という車は買いたかったNa。
「俺のRAV4でドライブしない?」って、女の子誘ってYo。

RAV4っていう車、発音がラブホ(ラブホテル)と同じだからNa・・・ちょっと誘われた方もドキッとしてYo、俺を気になる異性として意識しちゃうんじゃないかってね。

って感じの作戦、来年の夏は実践してみたいものだZe。。。

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