魔法少女まどかマギカ展で提示されていた人間を悪に至らしめる7つの大罪ならぬ14の大罪

「魔法少女まどかマギカ展」が、名古屋で開催されたね。
ちょっと俺も足を運んでみたんだNa。
名古屋駅からあおなみ線に乗って「金城ふ頭」って所で降りるんDa。
“金城ふ頭”って読み方わかるか?「きんじょうふとう」って読むんだNa。

あおなみ線ってのは、東京でいうとりんかい線に近いNa。
りんかい線よりは料金は安いが、りんかい線と同じく、沿線にどうも、美味しい店とか風情ある街並とか、キラーコンテンツに成り得るような人工建造物とか観光名所が無く、あんまり面白い路線ではないんだNa。
端っ子の金城ふ頭に行くと確かに、リニア鉄道館とかポートメッセなごやとかファニチャードームとかあるが、食う所がほんとに充実してない。

といっても、野跡駅と金城ふ頭駅の間にある、積み上げられたスクラップの塊は壮観だからYo、まあ乗る機会あったら観てみてくれYa。

と、あおなみ線の紹介はここまでにして、本題に入るか。

20140929022508

これはイベントの詳細のポスターだけどYo。
もう、キャラがみんなカワイイよね。
しかし、家族連れとか子どもは、ほとんどいなかったNa。
大体が、20代から30代ぐらいの、独身喪男オーラ全開のオタク達だった。(人のこと言えないが…といっても俺はDJでもあるからNa)

んでたま〜に、どちらもアニメ好きって感じのカップルがちらほらいた。

で、展示物に群がる汗臭いオタク達を掻き分け、俺が必死になって撮影したのが、今日の記事のテーマ。
人間の14の大罪ってやつ。
「なんてアカデミックなテーマなの!」と、俺が他のオタク達と一線を画すインテリだと思ったんじゃないのか?
もしかしてだけど〜?ってね。(どぶろっく)

そう、劇場版まどかマギカに出てくる「偽街の子供たち」が展示されててYo。
この偽街の子供たちは、人間のネガティブな部分を象徴していてだNa。
7つの大罪改め14の大罪を、提示しているんだNa。

という点で、この作品の世界観は、宗教的意義も大きいということなんだNa。
たまに「アニメオタク気持ち悪い」と、印象で人を見下し馬鹿にする女がいるが、そういう女は消費活動と自己愛の最中にいる故、アニメや小説・漫画といった文化的構築物に対する理解力がないんDa。「好奇心・興味が無い」とか言うが、いい訳である場合があり、本当は頭が悪いから、漫画やアニメとかに触れても、途中でストーリーがわからなくなったり、作品の伏線とか世界観を理解する前に思考停止になってしまうんだが、でもそれを自分の頭の悪さとと認めたくがないゆえに「好奇心が無い」とか「興味が無い」とか、自分の能力の無さは棚に上げて、自分が傷つかないよう性格的な理由にすり替えたり、「気持ち悪い」といった外的な理由にして印象で非難してやがるんだと思うんDa俺は。
それは恥ずかしいと思えYo!

んでそういう女が代わりにやってることと言えば、ヨガだのジムだのスイーツ巡りだの、自己愛と消費活動と欲望の充足にベクトルが向いた活動が多く、自分以外の他者が構築した物や対象に、賞賛やリスペクトの態度を表す必要性がない活動が多いんDa。

ただ、俺が言いたいのは、あんま印象でアニメとか漫画を非難すると、文化的レベルが低いと、オタクだけじゃなくて他の人にも軽蔑されたり馬鹿にされたりするからYo、気を付けなってことYo。
自分が活動の中心に来ない文化に対して敬意を払えない方が社会不適合だと思うZe俺は。

とか言うと、俺も印象で非難してるみたいだが、だが俺は別にヨガとかジムとか、運動してる人とかを非難してるわけじゃないZe。
まあ単純にまとめると…「お前髪の毛あるけど・・・脳みそは島木譲二の頭みたいにつるつるなんとちゃうんか?パチパチパンチョ〜!」ってことYa。

パチパチパンチョって知ってるか?
パチパチパンチをやりながら、最後、仕込んでおいたカツラを脱ぐっていう一発ギャグDa。
いや、違うNa。パチパチパンチをやりながら、最後、カツラを被って「パンチョ」の一言で締めくくる流れの方がよさそうDa。

話が逸れたから戻そう。
14の大罪について。

(1)偽街の子供達。その役割は泣き屋。葬列を盛り上げるために涙の芝居をする着せ替え少女人形。
はじめに来たのはイバリ。地べたに転がるデキソコナイの頭を踏み越え、勇ましくその声を代弁する。
「こうまんちきども。ゆるすものか。この感情は、わたしらだけのもの」

20140929035207

(2)2番手はネクラ。
コソコソと歩み出て、デキソコナイをあざ笑う。「このデキソコナイは。まるでみっともない」この人形どもは、自由だけを師事し欲望に忠実。

20140929035719

(3)次は3人目のウソツキ
デキソコナイの魂へ捧げる涙の芝居。「哀れなデキソコナイ様。愚かなその魂は、我等が誇り」この人形どもは、愚か者を嘲笑し、愚か者を味方する。

20140929035224

(4)その後ろから4人目、レイケツ。
デキソコナイの頭につまづいてちょっと不機嫌。「デキソコナイ様をもっと持ち運びやすくするためにちいさく切り分けてしまうのはどうカシラ?」この人形どもは、悪魔の言葉であれば素直に従う。

20140929035212

(5)さらに5番目、ワガママは怒りながら歩く。
「葬列はまだなの?わたしいっとうはやく泣けるよう練習したのよ?もうちょっとも待てないわ」とブリブリ。この人形どもは、誰かであって誰でもない。

20140929035727

(6)面倒そうに出てくるのが6人目、ワルクチ。憎まれ口は相変わらず。「デキソコナイ様は、たいへんな喜劇役者であらせられますワ」この人形どもは、絡まり極まる因果のママゴト。

20140929040119

(7)ようやく到着した7人目、ノロマ。
無口な人形はその瞳で魔女を笑う。この人形どもは、生真面目な兵隊とは違い魔女の願いもそこそこは聞き入れる。

20140929035723

(8)8番目に見えるはヤキモチ。うっとりと空を見る。「箱を用意しましょう。あの輝きをずっと閉じ込めておきたいワ」この人形どもは、色の集合。空にはあらず。

20140929035732

(9)9人目のナマケはあくび混じりに喋る。「お遊戯の手伝いまでしなきゃいけないの?編み物なんてめんどり面倒」邪魔に転がるデキソコナイの頭をひと蹴り。この人形どもは、葬儀がちっとも始まらないので暇を持て余し街を徘徊する。

20140929040124

(10)10番目に走って来たのはミエ
デキソコナイの頭を大げさに避けて一言 「べとべとした血でケープを汚されてはたまらないワ」この人形どもは、魔女の自傷を馬鹿にする。

20140929040113

(11)11番目、震えているのはオクビョウ
「お空へ連れて行かれては、うさぎの首も刎ねられない」この人形どもは、魔法という力で完全な回帰を実現する。

20140929035220

(12)ふらふら歩いてきた12人目、マヌケ。
さっき鳥から聞いた事をわざわざみんなに話して回る。「女神様のお話を聞いたの。美しく輝く女神様よ。女神様はきっと私たちのことも愛してくださるワ」この人形どもは手が細くものだけを欲しがる。

20140929035714

(13)13番目の足音はヒガミ。
「いつかお話で聞いたみたく素敵な葬列にしましょう。きれいな娘もかわいい動物も一緒にたくさん埋めましょう」この人形どもは、魔法少女にも劣らぬちからを持つ。

20140929040129

(14)そして14人目、ガンコ
地を消し空を拒絶する「此岸の淵こそ我等の舞台」
さあ 泣き屋達は集まりました。
ずいぶん遅くなったけれども大丈夫。
まだ夜は終わらない。もう夜は終わらせない。

いまはずっとあの輝きを知るより前
あの輝きを失うより前ここはただの前夜祭。
デキソコナウより前の夜。
あとは葬列を待つばかり。

20140929035216

長くなったが、まどかマギカの偽街の子供たちを通じて提示されていた14の大罪について。
ここまで読んでくれた人は知ることが出来ただろうYo。
威張り、根暗、嘘つき、冷血、我儘、悪口、鈍間、焼きもち、怠け、見栄、間抜け、臆病、僻み、頑固、で14。
ミエ、は必要な気もするけどNa〜。

で、この14の大罪を犯さないようにして、といっても俺はアニオタを非難する女達に対する「ワルクチ」を書いてはしまったが、まあこの14つの罪を知ることで、冷静になって、自分を客観視出来るようになって、人に優しくすることも出来ると思うからYo、ちょっとマイナスの感情に浸りそうになったらまた読み返してくれNa。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

トップページ(低価格ヒルズ)に戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です