ハゲタカのリメイクを記念してNHK版の名言をまとめてみた

7月19日から、綾野剛主演で『ハゲタカ』が再ドラマ化されるというのを知り。
NHK版のドラマにかなりハマったのを思い出すとともに、大森南朋演じる鷲津政彦に惹かれたのを思い出した。当時の鷲津のカッコいいセリフのメモが出てきたので、紹介したい。

額面総額の9.1パーセントですが?
2億円で購入しても、修繕費が莫大で、返済原資がない。したがって査定額1円。
これ、鷲津が「したがって査定額1円」と言う時の、感情の起伏の無い淡々とした言いっぷり、カッコいいんだぁ。
No24からNo42の案件は、いずれも負債を自社で返済せずに、三葉の系列ノンバンクが返済金を融資しています。……いわゆる「飛ばし」です。
加藤さん。あなたも大空電機全体から見れば、部品一個だ。0.1%です。だけど、0.1%が、時には全てを変えることが出来る。どういう使われ方をされるか…そのことによって、紙切れ自体の価値が変わる。それは、あなた方職人の技術も、同じじゃないですか

サンデーの債権は、500億。 うち、メインバンクの三葉が、150億。 地銀など他11社を合わせて、350億。 この部分を我々が買い取り、最大債権者になる。 できるだけ安く、買い集めろ。
楽しみです。 しがらみいっぱいの日本の銀行に何が出来るのか。 失礼します。
社長。借金にチンピラも国籍も肌の色も関係ない。あるのはただの金だ 借りたお金は返す。これは万国共通です。子供でも分かることだ。御社のような玩具メーカの場合。何よりも大切なのは企業イメージだ。私はサンデーのためにお話している。
大河内社長に三億円、副社長の伸夫(?)さんに一億円、プラス、お住まいの家を考えております。ゴールデンパラシュートです。つまり、現経営陣に退いていただく代償として、特別ボーナスをお支払いしたいのです。大河内社長に三億円、副社長の伸夫さんに一億円、プラス、お住まいの家を考えております。

7年前のあの日、私が貸し渋りをして、三島製作所の社長を追い詰めて、社長は自殺をした。泣いている私に、あなたが言ったんじゃないですか。しょうがないだろ、日本は資本主義なんだからって。
あの工場は、自動車メーカーの下請けの下請けの下請け。部品を固定する特殊なネジを作っていました。ネジ1個の加工賃は7円50銭。二人で2000個。それを8時間で作っていた。時給いくらです?朝から晩まで、油まみれで働いても、その自動車メーカーの車は買えないんですよ。
私がやろうとしていることは、ルールに乗っ取った正当な企業再生です。その結果得られる、正当な報酬に何か問題があるんですか!?日本は資本主義社会でしょ!?そこに何か問題があるんですか!
このセリフ、この時だけ、いつも冷徹な鷲津が少し感情的になっていて、でも冷静さを残していて、大森南朋の演技が素晴らしいんだ~ほんとに。
どうぞ、自己破産をして下さい。ただし自己破産をすると、代表取締役にはなれませんよ。自動的に、社長ではいられなくなります。商法254条2、第二項です。

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